Thu
12/27
2007
マース・ヒューズ中佐の子犬 + あるふぁ
見ている分には、相当面白い事になっていたのだ。
そして。
今も列車の中でその騒動は、続いているのだ。
「だっ、だって、ロイのヤツがお前の田舎に行くっつーから」
実はあの後、ハボックを迎えに行った帰り、ちらりとヒューズに耳打ちしたのだ。
『お前が連れて行くつもりだったのだろうが、ハボックの実家には私が連れて行く事にした』、と。
途端、本気で悔しそうな表情を見せた時も驚いたが、それは今日の朝程じゃなかったと、ロイは内心げんなりした気持ちでため息を零した。
全ての準備が済んで。
さて、視察を名目にハボックの実家近くに向かって列車に乗り込もうとしたハボックに声をかけたのは、何を隠そうヒューズで。
何故だか、その手には旅行鞄が一つ。
唖然とするハボックの手を握り、強引に列車に乗り込んだのだ。
「だって、じゃないでしょっ?もー、無理やり仕事作ってっ」
お仕事はちゃんとしないと、オレ嫌いになりますよ?
その言葉に、今までプチプチと言い訳をしていたヒューズが一瞬で固まるのを見て、今度こそロイは腹を抱えて笑い出した。
黙ってその隣に控えていたホークアイまでもが、クスクスと笑い出す。
「もうっ、大佐も笑ってないで何か言って下さいっ」
そう言って怒るハボックも、怒りだけでなく恥ずかしさに真っ赤で。
笑いながら。
それでも、楽しげに言ってやった。
「仕方ないだろう?お前の父に挨拶をしたいと言うのは、恋人なら当然だ」
許してやってくれ。
その言葉に。
とうとうハボックは、茹で上がったように真っ赤になって絶句したのだった。
END
そして。
今も列車の中でその騒動は、続いているのだ。
「だっ、だって、ロイのヤツがお前の田舎に行くっつーから」
実はあの後、ハボックを迎えに行った帰り、ちらりとヒューズに耳打ちしたのだ。
『お前が連れて行くつもりだったのだろうが、ハボックの実家には私が連れて行く事にした』、と。
途端、本気で悔しそうな表情を見せた時も驚いたが、それは今日の朝程じゃなかったと、ロイは内心げんなりした気持ちでため息を零した。
全ての準備が済んで。
さて、視察を名目にハボックの実家近くに向かって列車に乗り込もうとしたハボックに声をかけたのは、何を隠そうヒューズで。
何故だか、その手には旅行鞄が一つ。
唖然とするハボックの手を握り、強引に列車に乗り込んだのだ。
「だって、じゃないでしょっ?もー、無理やり仕事作ってっ」
お仕事はちゃんとしないと、オレ嫌いになりますよ?
その言葉に、今までプチプチと言い訳をしていたヒューズが一瞬で固まるのを見て、今度こそロイは腹を抱えて笑い出した。
黙ってその隣に控えていたホークアイまでもが、クスクスと笑い出す。
「もうっ、大佐も笑ってないで何か言って下さいっ」
そう言って怒るハボックも、怒りだけでなく恥ずかしさに真っ赤で。
笑いながら。
それでも、楽しげに言ってやった。
「仕方ないだろう?お前の父に挨拶をしたいと言うのは、恋人なら当然だ」
許してやってくれ。
その言葉に。
とうとうハボックは、茹で上がったように真っ赤になって絶句したのだった。
END
by momomame at 22:30 |
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