お待たせいたしました!
マース・ヒューズ中佐の子犬「4」が始まりました。
ようやく15歳頃まで辿り着きました(笑)
甘い桃やメロンのように、そろそろ食べ頃でしょうか?(照れっ)
このシリーズは良い歳をした二人が、不器用な恋をしているのを楽しんで頂きたいと思ってます。
このままではヒューズが、獣○のショタコン…ただの変態さんになってしまう…(笑)
さて、「5」はどんな展開にしようかな…最後は決めてるんですが、途中は私も楽しんで書いてます(*^_^*)
by momomame at 22:29 |
ひとりごと |
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「ハボック、これなんて美味そうじゃねぇ?」
楽しそうに極上肉を指差すヒューズに大げさな程の溜息を零して、ハボックは首を横に振った。
(…ホント、料理できるのと買い物が上手いかどうかって比例してないなー)
ヒューズは、流石に一人暮らしが長いだけあって料理も掃除洗濯も一通りは自力で出来る。
ただ。
だからと言って、買い物まで上手く出来る訳じゃない事をここ数日でハボックは嫌と言う程、学んだ。
料理をするから食材を買って来てくれと頼めば快く行ってはくれるが、食材はてんでバラバラ。
肉も魚も、野菜も全部、その時に食べたいと思ったものを買って来るのだ。
それがどうやって料理するのかは、二の次。
しかも、全て極上物を買ってしまう。
高ければ、美味いのだろうと疑ってもいないのだ。
こう言うところは、流石にハボックの上官と親友なだけはあると、妙な感心をしてしまうくらいに。
(ま、高給取りだからできる事なのだろうけれど。もう少しくらい考えて物を買う事を覚えてほしいんだけどなー)
昨日だって、ひと悶着あったのだ。
ハボックの洋服を買おうとしたのだ。
それを。
ハボックは、必死で止めたのだ。
何故なら、その洋服は一度しか袖を通さない事が解かっている。
現在、ハボックはある理由で子供に逆戻りしているのだ。
最初は、新生児サイズだった。
それから。
一日に、約二歳ずつ成長している。
今日で、漸く十二歳くらいのサイズまで戻ったのだ。
その計算でいくと一日で二歳も成長したなら、買った洋服は一日しか着れられない事になる。
子供の二年間での成長は、恐ろしい程だ。
かく言うハボック自身、そこそこに長身な部類に入るだけに幼少期の成長は凄まじかったと記憶している。
特に、十五から十六にかけては、一週間で五センチも伸びた事もあった。(夜中に激痛と共に身体の中からミシミシと音が聞こえた時には、本気で死ぬかと思ったのは今だから笑える昔話だ)
そんな事情の中で、各年齢に合わせて洋服を買ったら勿体無いだけで。
だからいらないと言ったハボックは、何も間違ってはいないだろう。
by momomame at 22:12 |
小説 : マース・ヒューズ中佐の子犬4 |
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