Fri
09/28
2007
マース・ヒューズ中佐の子犬5
しかも、ハボックの幼少時代は本気で天使のようで。
それが犬耳と尻尾のオプション付きで傍にいるのだ。
舞い上がらない方がおかしいだろう。
それもハボックの手料理付きだ。
美味しくて暖かな食事と、掃除の行き届いた部屋。
洗い立てのシーツや、衣服。
保護した筈のハボックに、ヒューズの方が逆に至せり尽くせりの面倒を見てもらっている状況で。
その上に、仕事に向う時には《いってらっしゃいのチュー》までしてもらえるのだ。(実は、最初の日だけじゃなくて毎日してもらっていたりする)
こんな幸運がずっと続けば良いのになんて、思いつつでもそれもあと数日の事だと、重い溜息を零した。
頭では、判っているのだ。
ハボックは、ロイの大事な部下だ。
それでも。
ハボックに対してヒューズが本気なのだと知って、避難場所をヒューズの元に選んでくれたのだ。
たとえ短い時間でも、一緒に居られるようにと。
それでも。
一度手にしてしまうと手放したくなくなるのは、強欲なのだろうか。
(ホント、このまま新婚気分でずっと傍に居て欲しいんだけどなー)
そんな事をぼんやりと思っていたヒューズは、ハボックが傍に立つまで気付かなくて。
「…中佐?起きてます?」
おはようございます。
「えっ、おぉっ、おはよう、ハボック…」
掛けられた声に驚いて、起き上がったヒューズはそこに立っていたハボックを見詰めて絶句した。
それが犬耳と尻尾のオプション付きで傍にいるのだ。
舞い上がらない方がおかしいだろう。
それもハボックの手料理付きだ。
美味しくて暖かな食事と、掃除の行き届いた部屋。
洗い立てのシーツや、衣服。
保護した筈のハボックに、ヒューズの方が逆に至せり尽くせりの面倒を見てもらっている状況で。
その上に、仕事に向う時には《いってらっしゃいのチュー》までしてもらえるのだ。(実は、最初の日だけじゃなくて毎日してもらっていたりする)
こんな幸運がずっと続けば良いのになんて、思いつつでもそれもあと数日の事だと、重い溜息を零した。
頭では、判っているのだ。
ハボックは、ロイの大事な部下だ。
それでも。
ハボックに対してヒューズが本気なのだと知って、避難場所をヒューズの元に選んでくれたのだ。
たとえ短い時間でも、一緒に居られるようにと。
それでも。
一度手にしてしまうと手放したくなくなるのは、強欲なのだろうか。
(ホント、このまま新婚気分でずっと傍に居て欲しいんだけどなー)
そんな事をぼんやりと思っていたヒューズは、ハボックが傍に立つまで気付かなくて。
「…中佐?起きてます?」
おはようございます。
「えっ、おぉっ、おはよう、ハボック…」
掛けられた声に驚いて、起き上がったヒューズはそこに立っていたハボックを見詰めて絶句した。
by momomame at 00:45 |
小説 : マース・ヒューズ中佐の子犬5 |
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