Thu
05/15
2008
ジャン・ハボック少尉の愛犬?
「さて、ハボック。そろそろ、ホワイト・デーが近づいてきたが何か欲しいものはあるかね?」
気分も上々な様子の上官に、そう聞かれたのは確かに14日を数日に控えた日の午後だった。
「へ?」
一瞬、何を言われたのか解らずに上官をマジマジと見つめれば、やれやれとまるで小さな子供でも見つめるような穏やかな眼差しに困惑する。
「先月のバレンタインに、お前からプレゼントを貰っただろう?」
そのお返しに一体、何が欲しいかと聞かれて少し困った。
(うーん、別に大佐の為に作った訳じゃないし…。どうしよ)
あげたのは、チョコレートのシフォンケーキ。
中佐へのバレンタイン用のケーキを焼くついでに、皆の分を焼いたのだ。
(あれ、ホントは皆の分だったのに大佐が一人で食っちゃって大騒ぎだったんだよなぁ…)
普段なら、その程度の事になら鷹揚な中尉がキレたせいで危うく、軍部内で射殺事件が起こるところだったのに、懲りないなぁと内心苦笑する。
意外とああ見えて、中尉も甘党だからとハボックは暢気に思った。
「ええ、と。別に良いですよ?あれは、ついでもあったし…」
などと、言ってみる。
「いや、それでは私の気がすまん。何かないのかね」
その言い方と、楽しそうな笑みに何を言っても無駄なのだと感じ取る。
「…何でも良いっス」
どうせプレゼントはもう決めてあるのだろうと予想して、そう言ってみれば案の定だったのだろう。
気分も上々な様子の上官に、そう聞かれたのは確かに14日を数日に控えた日の午後だった。
「へ?」
一瞬、何を言われたのか解らずに上官をマジマジと見つめれば、やれやれとまるで小さな子供でも見つめるような穏やかな眼差しに困惑する。
「先月のバレンタインに、お前からプレゼントを貰っただろう?」
そのお返しに一体、何が欲しいかと聞かれて少し困った。
(うーん、別に大佐の為に作った訳じゃないし…。どうしよ)
あげたのは、チョコレートのシフォンケーキ。
中佐へのバレンタイン用のケーキを焼くついでに、皆の分を焼いたのだ。
(あれ、ホントは皆の分だったのに大佐が一人で食っちゃって大騒ぎだったんだよなぁ…)
普段なら、その程度の事になら鷹揚な中尉がキレたせいで危うく、軍部内で射殺事件が起こるところだったのに、懲りないなぁと内心苦笑する。
意外とああ見えて、中尉も甘党だからとハボックは暢気に思った。
「ええ、と。別に良いですよ?あれは、ついでもあったし…」
などと、言ってみる。
「いや、それでは私の気がすまん。何かないのかね」
その言い方と、楽しそうな笑みに何を言っても無駄なのだと感じ取る。
「…何でも良いっス」
どうせプレゼントはもう決めてあるのだろうと予想して、そう言ってみれば案の定だったのだろう。
by momomame at 21:20 |
ジャン・ハボック少尉の愛犬? |
|
|
page top ↑

