Thu
04/12
2007
マース・ヒューズ中佐の子犬3
「くそっ、女のくせにっ、なめやがってっっ」
どんなに誠意の込もった言葉を尽くしても、ドアを開かない相手に対して、段々とアーリーは苛立ちを隠せなくなってくる。
(どんな女なのか、興味があるだけだってのにっっ、誰も襲おうなんて考えちゃいねーよっ)
別に、ドアが開かれたからと言って、何をどうするつもりもなかった。
開かれたドアの向こうに立っている相手を、どうこうするつもりなんて全然なかったのだ。
だからと言って、だったらドアが開かれたらどうするつもりだったのだと言われれば、言葉には詰まってしまうのだけれど。
ただ。
ヒューズが《天使》と言った相手が、無償に見てみたかったのだ。
あのマース・ヒューズに愛されている相手がどんな女なのか、見てみたかったのだ。
ただ。
それだけであったのだ。
だから。
「何だ?ガキかよ」
ドアが開かれて、そこに居たのが貧相な子供が一人だった事が衝撃だった。
否。
確かにただの子供ではなかった。
普通の人間にはない筈の動物のような耳と尻尾をある子供であった。
どこかの研究所か何かからも、預かりものなのだろうか。
情報部の中佐にもなると奇妙なモノを預かる事になるのだろうかと、内心少しだけほっとする。
なのに。
その子供は言ったのだ。
少し、怪訝そうな表情で。
どんなに誠意の込もった言葉を尽くしても、ドアを開かない相手に対して、段々とアーリーは苛立ちを隠せなくなってくる。
(どんな女なのか、興味があるだけだってのにっっ、誰も襲おうなんて考えちゃいねーよっ)
別に、ドアが開かれたからと言って、何をどうするつもりもなかった。
開かれたドアの向こうに立っている相手を、どうこうするつもりなんて全然なかったのだ。
だからと言って、だったらドアが開かれたらどうするつもりだったのだと言われれば、言葉には詰まってしまうのだけれど。
ただ。
ヒューズが《天使》と言った相手が、無償に見てみたかったのだ。
あのマース・ヒューズに愛されている相手がどんな女なのか、見てみたかったのだ。
ただ。
それだけであったのだ。
だから。
「何だ?ガキかよ」
ドアが開かれて、そこに居たのが貧相な子供が一人だった事が衝撃だった。
否。
確かにただの子供ではなかった。
普通の人間にはない筈の動物のような耳と尻尾をある子供であった。
どこかの研究所か何かからも、預かりものなのだろうか。
情報部の中佐にもなると奇妙なモノを預かる事になるのだろうかと、内心少しだけほっとする。
なのに。
その子供は言ったのだ。
少し、怪訝そうな表情で。
by momomame at 21:52 |
小説 : マース・ヒューズ中佐の子犬3 |
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